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東京砂利鉄道跡コース

①天然記念物の石碑、②農業高校、④北府中駅構内の写真です。駅の写真で、パンフレットでは左端に写っている2本の線路が下川原線と書いてありましたが、これは東芝の引き込み線です。東芝では電気機関車を作っていたことがあり、そのほかにも製品を貨物車で搬出していたこともあったのでしょう。下川原線は電車のすぐ左隣にある赤茶びた線路だと思います。

④~⑧   北府中駅出口から下川原緑道。途中すずかけ通りでは日本銀行、三井住友銀行、あおぞら銀行などのビルが並んでいます。甲州街道を渡るとしばらくは歩行者・自転車専用道路になります。下川原線のレールが敷かれていた場所です。最後の写真、直進は下川原線本線、左に行くと競馬場駅がありました。直進すると郷土の森にぶつかり、そこから大きく右にカーブして終点下川原駅がありました。下川原駅は多摩川の砂利を運ぶために作られた貨物専用駅で、ここから国分寺駅に砂利を運び出していました。下川原緑道は「東京砂利鉄道跡コース」のメイン通路です。

⑨~⑫  分岐を競馬場駅方面に来たところですが、「電車ごっこの像」があり、遊歩道と防災公園になっています。府中本町駅を抜けて府中街道側にわたると妙光院がありました。有名な大國魂神社のすぐ隣ですが、このあたりにはほかにも数々の神社仏閣が存在しています。赤い柱が写っているのは大國霊神社の東にある武蔵国衙跡です。最後はケヤキ並木通りに戻って、八幡太郎義家の像でおわりです。